2020年後期NHK朝の連続テレビ小説のタイトルは『おちょやん』
おちょやんて何でしょうか?実在していた人物、浪花千栄子さんがモデルになったドラマのようです。
気になる「おちょやん」の放送日は9月28日に予定していましたが、4月1日から撮影が中断されていました。
緊急事態宣言の解除に伴って6月以降に撮影を再開する予定で、放送日はいつになるのでしょうか?
【おちょやん】あらすじ

『スカーレット』(主演・戸田恵梨香)、2020年3月スタートの『エール』(主演・窪田正孝)に続き103作目となる「おちょやん」のあらすじを紹介させていただきたいと思います。
「大阪のお母さん」と親しまれた喜劇女優・浪花千栄子(なにわ・ちえこ)さんの人生をモデルにしています。
大阪の貧しい家に生まれた浪花千栄子が奉公先の芝居に魅せられ、喜劇女優になる物語。
戦争などの不幸が重なって女優を引退・・・しかしあるラジオドラマをきっかけに奇跡の復活を遂げるストーリー。
脚本は「半沢直樹」「下町ロケット」などのヒットドラマを手掛けた八津弘幸さん。フィクションという事もありかなり期待できる朝ドラの予感がします。
おちょやん出演者(キャスト)一覧
ヒロイン 竹井千代(たけい ちよ)役:杉咲花

千代の父・竹井(たけい)テルヲ 役:トータス松本

千代の新しい母・竹井栗子(たけい くりこ) 役:宮澤エマ

芝居茶屋の女将・岡田(おかだ)シズ 役:篠原涼子

芝居茶屋の主人・岡田宗助(おかだ そうすけ) 役:名倉潤

ライバル芝居茶屋の女将・富川菊(とみかわ きく) 役:いしのようこ

喜劇界のプリンス・天海一平(あまみ いっぺい) 役:成田凌

喜劇界のアドリブ王・須賀廼家千之助(すがのや せんのすけ) 役:星田英利

上方演劇界のドン・大山鶴蔵(おおやま つるぞう) 役:中村鴈治郎

千代の憧れの女優・高城百合子(たかしろ ゆりこ) 役:井川遥

千代の最初の師匠・山村千鳥(やまむら ちどり) 役:若村麻由美

浪花千栄子とは誰?

おちょやんは実在していた喜劇女優・浪花千栄子がモデル。喜劇女優・浪花千栄子とは一体どういった人でどんな経歴だったのでしょうか?
名前:浪花千栄子
本名:南口キクノ
生年月日:1907年11月19日
没年月日:1973年12月22日(66歳没)
出生地:大阪府南河内
浪花千栄子はオロナインの看板で有名です。
オロナインのCMに出演しましたが、本名が「南口キクノ」・・・「なんこうきくの」・・・「軟膏効くの」というダジャレで起用されたようです・
浪花千栄子さんが生まれた実家は、河内弁(かわちべん)とも呼ばれ大阪で特に毒舌で有名な河内(大阪府南河内郡)にあり、両親は養鶏場を経営していました。実家は貧乏で小学校にも通う事が出来なかったほどでした。
8歳で女中奉公に出され、18歳の時に女優の道に進み、「香住千栄子(かすみちえこ)」という芸名で映画に出るようになります。
渋谷天外(しぶやてんがい)さん、曾我廼家十吾(そがのやじゅうご)さんが立ち上げた劇団、「松竹家庭劇」に加わり、喜劇女優として活躍します。
そして渋谷天外(しぶやてんがい)さんと結婚しましたが、戦争によっておおきな被害をうけました。
戦後は「松竹新喜劇」に創設メンバーとして参加。
ところが、夫の渋谷天外(しぶやてんがい)さんと劇団の女優との間に子供が生まれ離婚。
浪花千栄子さんは「松竹新喜劇」を退団し離婚を決意。さらには行方不明になっていました。
NHK大阪放送局のプロデューサーが浪花千栄子さんを見つけ出しラジオドラマに出演。
ラジオドラマで演じた「大阪のお母さん」が再び脚光を浴びました。
離婚した浪花千栄子さんに子供はいませんでしたが、養女がいたそうで、晩年は、養女と京都で料理旅館を開いて幸せに過ごしていたそうです。
おちょやんの放送日はいつ?
緊急事態宣言により撮影が中止となり6月に撮影が再開されるそうですが、一体放送日はいつになるのでしょう?
現在放送中の「エール」の最終回が当初予定していた9月26日から1か月伸びる見込みのようです。その後に「おちょやん」が放送される予定だそうです。
現在は11月スタートで調整しているようですが、場合によっては12月まえずれ込む事もあるようです。
順調に放送される日が楽しみですね。